日本郵船向け次世代LNG運搬船「さやりんごSTaGE」を2隻受注

2015年05月14日

株式会社MI LNGカンパニーは、日本郵船株式会社向けに次世代LNG(液化天然ガス)運搬船「サヤリンゴSTaGE」を2隻受注しました。当社は本年1月、初の北米産シェール由来LNG輸送用として、次世代LNG運搬船2隻を受注しております。
その後順調に受注を重ねており、今回の同社向けLNG運搬船受注はこれらに次ぐもので、完成・引き渡しは2018年を予定しております。

このLNG運搬船は、三菱重工業株式会社(以下、三菱重工業)が開発した船体構造の効率化やハイブリッド推進システムの採用などにより、LNG搭載量や燃費性能を大幅に向上させた最新の船型が採用されています。 長さ293.5m、幅48.94m、深さ27.0m、喫水11.05m、タンク総容積16万5,0000m³で、リンゴ形状のMOSS方式※1球形タンクを4基搭載。
三菱重工業長崎造船所(長崎市)にて建造予定です。

当社は、三菱重工業株式会社および今治造船との連携を緊密にして、輸送能力と燃費性能・環境性能に優れた次世代LNG運搬船に対する需要を幅広く掘り起こし、 激化する市場競争での優位確保に力を注ぎ、国内外のLNG輸送業界に貢献していきます。

※1 自立球形タンクを円筒形の支持構造(スカート)で船体に固定する方式。